なにごともがんばった分、結果が出ればよいのだけれど、
そうはいかないことも多い。
「こんなに一生懸命がんばったのに!」
「こんなに準備をしたのに!」はこちらの都合。
結果は、相手とタイミングがあって、初めてカタチとなる。
以前、ある先輩に
「今まであんなに頑張ってきたのに・・・残念な結果となりました」
と報告したとき、次のようなメッセージをいただいたことがある。
[su_note note_color=”#ffffe3″ text_color=”#09085b”]今回は実現できなかったとしても
いろいろな事を学べて、心をかけて仕事をしたならそれはとても良かったと思います。
少し遅れて、かならず結果は出てきます。
なにかをやってみて、それらすべてを自分の肥やしにすることがビジネスの学びです。
失敗も、成功も、トライアルも、思いつきも、いやなことも、うれしいことも、
ぜんぶ肥やしにできれば、それは成功なのです。
必ず結果は出ます。
ただし、結果が出るのは、自分のイメージよりも、自分の予測よりも少し遅刻して現れます。
結果さんは遅刻魔です。 結果を待つ間にも、肥やしをいっぱい作ってみてください。
待ち人はイライラして待たず、逢った時の嬉しさをイメージしながら、
好きな場所で待つこと自体を楽しむことができたら、それは、2倍得したことになります[/su_note]
この言葉は、本当にあのとき嬉しかった。
そして、本当にそれから1年後、ゆっくり結果さんはやってきて
ずっとカタチにしたかったことが、予想を超えるいい感じでカタチ
になったのだ。
あれから、私はいろんなことに焦らなくなった。
ちゃんと心をかけて準備をしていれば、ベストなタイミングで
ことは生まれて、成り立つ。
そして、がんばったことのご褒美は、だいたい
忘れた頃にやってきたりすることも。