つれづれ

器の大きい人

繕いようもないほどのミスをし
クライアントにとんでもない迷惑をかけた。

自分のミスに気づいたときは
全身から血の気が引いた。
血の気が引くと、手足の感覚がなくなるものらしい。
地面にちゃんと足がついているのか、わからなくなった。

お詫びの連絡を入れると、
その方は私を責めるのではなく、
「原因がわかってよかったです」
が、第一声だった。

そして、
「正直にお伝えいただいて、感謝します」
とおっしゃった。

人間の器は、こういうときにわかるものかもしれない。







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