「言葉は人の心をあたためるためにある」
これは、大正から昭和期に活躍した日本の元祖マルチタレント
徳川夢声の言葉だ。
夢声は当時、俳優・活動弁士として大変な人気者だったそうで
その人気の秘密が、このひと言からもわかるような気がする。
きっとこんな視点で立つ人は、
身近にあって見落としがちな「ちいさなうれしいこと」を
ふくらます天才だったのではないか。
でないと、人の心をあたためる言葉をずっと紡ぐことなどできないから。
「言葉は人の心をあたためるためにある」
このことだけ念頭において過ごしていれば、
自分から発する言葉が自然とやわらかくなり、
どんな人との関わりもそう難しいことにはならない気がする。
「どうしたらあの人に、あたたかいものを届けられるだろう?」
なんて考えながら過ごす日々は
宝さがしの毎日で、しらずしらず微笑んでることになる。
すてきだ。即実行!