「品」は、地位やお金、学歴とは関係ない、
というのは誰もが感じていることです。
では、何を持って人は「あの人は品がある」と感じるのか。
そこがなかなか言語化できずにいました。
ここまで生きてきて、さまざまな人生に触れ、
ようやく辿り着いたのは
「品は、正直さに宿る」というものです。
報われなくとも、愚直にこれと信じるものを
続けてきた人には品が宿ります。
職人と呼ばれる人に、品を感じるのはその一例でしょう。
絵描き、作家、と呼ばれる人たちも、
信念をまげずに作品に向き合っていらっしゃるときは
本人にはわからない何かを放っています。
そして、売れるようになって、何か別の要素に翻弄されるようになると
放っていたものがわかってしまう、ということは多々あります。
当然のことながら、報われること、売れないことが重要ではなく
伝えたいのは、装いや立場に、品は関係ないということです。
自分に正直であること、
他人に対して、意図して欺くことをしない。
それが、品を宿すことになる。
さらに、「上品」となると、ここに違う要素がプラスα必要となってきます。
それは教養です。
その筆頭は、美しくお食事をいただけること。
その次は、美しい言葉づかい。
そして、なにか深く語れるものを1つ持っていること。
そう、私は思うのですが、いかがでしょう。

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