この人は奥行きのある人だ、と感じる人は
何かを乗り越えてきた人だ。
奥があるから、その人に興味を持つ。
奥があるから、あったかい空間をつくれる。
奥があるから、包みこめるものがある。
なにか辛いことがあっても
理不尽なことがあっても
悲しいことがあっても
そのときに生まれたくぼみは
いつか価値あるものになる。

この人は奥行きのある人だ、と感じる人は
何かを乗り越えてきた人だ。
奥があるから、その人に興味を持つ。
奥があるから、あったかい空間をつくれる。
奥があるから、包みこめるものがある。
なにか辛いことがあっても
理不尽なことがあっても
悲しいことがあっても
そのときに生まれたくぼみは
いつか価値あるものになる。


人は、
多くの人の役に立ちたい、
多くの人に認められたい、
多くの人に必要とされたい、
と思っているようで
たった一人のために役に立ちたい
たった一人の人に認められたい
たった一人の人のために頑張れる
そんな生き物のような気がします。
その、たった一人の人が明確で
あればあるほど
力がでるもの。
頑張れるもの。
たった一人の人に喜んでもらいたくて
がむしゃらに頑張れるとき、
人はとても幸せなんじゃないか、
と思うのです。
たくさんの「いいね」より
たった一人の人の「いいね」がないことが
かなしかったり、
たった一人だけの「いいね」でご機嫌になれたり。
そのたった一人に向けた力が
結果として、
多くの人の役に立つものになっている。
大好きなミモザが咲くのを心待ちにしながら
そんなことを思うこの頃です。


親切の押し売りほど迷惑なものはない。
「あなたのためを思って」という言葉が大の苦手だ。
いつも、あなたに私の何がわかる、と思う。
人の行動には、その人が吐く言葉には、全て理由や経緯がある。
その一瞬だけを切り取って、短い付き合いで、私のことを判断してくれるな、と思う。
言葉と表情がちぐはくなのは、
心のままに生きることが許されなかった幼少期があるからだ。
それを簡単に「もっと素直に生きてみたら」という人がいる。
あなたに、泣けずに笑顔を無理やりつくることで、乗り切るしかなかった
あの苦しみがわかりますか、と叫びたくなる。
うまく笑えないのには、理由があるのだ。
うまく人に心を開けないのには、理由があるのだ。
うまく進めないのには、理由があるのだ。
親切そうな仮面をかぶって、私の心の中に土足で入らないでくれ。
時折、この年齢になっても叫びたくなることがある。
そのくせ、私はその押し売り名人かもしれない。