カテゴリー: つれづれ

  • 奥行きのある人

    この人は奥行きのある人だ、と感じる人は
    何かを乗り越えてきた人だ。

    奥があるから、その人に興味を持つ。
    奥があるから、あったかい空間をつくれる。
    奥があるから、包みこめるものがある。

    なにか辛いことがあっても
    理不尽なことがあっても
    悲しいことがあっても

    そのときに生まれたくぼみは
    いつか価値あるものになる。

  • たった一人のために

    たった一人のために

    人は、
    多くの人の役に立ちたい、
    多くの人に認められたい、
    多くの人に必要とされたい、

    と思っているようで

    たった一人のために役に立ちたい
    たった一人の人に認められたい
    たった一人の人のために頑張れる

    そんな生き物のような気がします。

    その、たった一人の人が明確で
    あればあるほど
    力がでるもの。
    頑張れるもの。

    たった一人の人に喜んでもらいたくて
    がむしゃらに頑張れるとき、
    人はとても幸せなんじゃないか、
    と思うのです。

    たくさんの「いいね」より
    たった一人の人の「いいね」がないことが
    かなしかったり、
    たった一人だけの「いいね」でご機嫌になれたり。

    そのたった一人に向けた力が
    結果として、
    多くの人の役に立つものになっている。

    大好きなミモザが咲くのを心待ちにしながら
    そんなことを思うこの頃です。

  • 親切の押し売り

    親切の押し売り

    親切の押し売りほど迷惑なものはない。

    「あなたのためを思って」という言葉が大の苦手だ。

    いつも、あなたに私の何がわかる、と思う。

    人の行動には、その人が吐く言葉には、全て理由や経緯がある。

    その一瞬だけを切り取って、短い付き合いで、私のことを判断してくれるな、と思う。

    言葉と表情がちぐはくなのは、

    心のままに生きることが許されなかった幼少期があるからだ。

    それを簡単に「もっと素直に生きてみたら」という人がいる。

    あなたに、泣けずに笑顔を無理やりつくることで、乗り切るしかなかった

    あの苦しみがわかりますか、と叫びたくなる。

     

    うまく笑えないのには、理由があるのだ。

    うまく人に心を開けないのには、理由があるのだ。

    うまく進めないのには、理由があるのだ。

     

    親切そうな仮面をかぶって、私の心の中に土足で入らないでくれ。

    時折、この年齢になっても叫びたくなることがある。

     

    そのくせ、私はその押し売り名人かもしれない。